2018年11月18日、世界のスター、ミッキーマウスと、恋人のミニーマウスが90回目の誕生日を迎えました。
そんなおめでたい日に、東京ディズニーランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」で、一時「660分」の待ち時間が掲載されます。
東京ディズニーランドのインフォメーションボード及び公式アプリでも、660分の待ち時間が掲載され、なぜかNHKを筆頭に民放各局で「660分」「11時間」の待ち時間が報道されるという。
なぜ660分・11時間待ちの掲示がなされたのか、またそれは本当なのか?
今回は備忘録として残したいと思います。
「ミッキーの家とミート・ミッキー」なぜ11時間待ちに?
そもそも、なぜ11時間待ちとなったかについて解説します。
日曜日!
まず、2018年11月18日は日曜日でした。
土日は平日より混みます。
35周年及びクリスマス期間で混雑
2018年は東京ディズニーリゾート35周年のアニバーサリーイヤー、だからこそ来園している方も多いです。
実際、2018年度の各月の来園者数は、8月を除き前年の同月を上回っています。
過去最高入園者数を記録するかもしれないレベルです。
さらに、「ディズニー・クリスマス」期間は毎年混雑しやすい時期です。
前売り券も完売し、朝は入園制限するかもしれない予告文が公式HPに掲示されていました。(実際に入園制限は行われませんでしたが。)
それだけ、混んでいたのです。
誕生日当日にお祝いしたいミッキー好きは多い
それも90回目の誕生日という節目でしたからね。
世の中、土日休みの方が多いのはいまだに変わりませんし、誕生日当日にお祝いするために駆けつけたミッキー好きな社会人が多かったことが伺えます。
【TDL】ミッキー生誕90周年!トゥーンタウンのインスタ映えするデコレーション
ミトミ 660分待ちは真実なのか?
答えはNOです。
ツイッターを見た感じ、実際に11時間待ちした方は見当たりませんでした。
ですが、最大9時間待ちの方を見かけていますので、あながち間違いでもないようです。
それに、当初660分待ちで掲示されていましたが、数時間後には400分前後の待ち時間に修正されています。
開園と同時にミッキーの家に駆けつけるゲストの人数を、すぐに正確に把握するのは難しいのでしょう。
11時間待ちは初めてなのか?
もう一つニュースになっている「11時間待ちは初めての記録」という話。
ミートミッキー単独では初めての記録ですが、東京ディズニーリゾート全体では初めてではないはずなんですよ。
2015年10月31日 東京ディズニーシー「ディズニー・ハロウィーン」のセイリングデイ・ブッフェ
まず2015年10月31日。
東京ディズニーシー「ディズニー・ハロウィーン」のセイリングデイ・ブッフェの待ち時間で、600分ないし660分待ちを記録しています。
理由は「ヴィランズの手下」。
2015年の開催時のみ、セイリングデイ・ブッフェでも手下に会えたんです。
非常に人気があり、ハロウィーン最終日に600分以上待ちが発生したと言われています。
2018年6月9日 東京ディズニーランド ウッドチャック・グリーティングトレイル ドナルドダックの待ち時間
こちらはつい最近ですね。
2018年6月9日。
ドナルドダックの誕生日でした。
この日にも600分待ちの掲示が行われています。(後に300分前後に修正されています)
ちなみに、2018年はドナルド自身が誕生日を自主開催する「ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ミー”」を行なっていたことと、こちらも土曜日であったため、混雑に拍車がかかった可能性があります。
【TDL版】ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ミー”有料プログラム体験レポ
つまり600分越えの記録自体は、過去にもあるわけです。
ミッキーの誕生日、5年後と10年後が土曜日
最後に余談なのですが、来年以降11月18日はしばらく平日が続きます。
ミトミの混雑がここまで膨れ上がることはないと予想します。
ですが、節目に当たる2023年11月18日、2028年11月18日は土曜日です。
95回目、100回目の誕生日が土曜日に当たるのです。
さらに東京ディズニーリゾート40周年(2023年)東京ディズニーリゾート45周年(2028年)なので、誕生日当日のミッキーに会うのはどんどん大変になりそうな気がします。