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【TDS】ユカタン・ベースキャンプ・グリル紙皿提供化に見るディズニーが抱えるもの

東京ディズニーシー(TDS)のロストリバーデルタにあるレストラン「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」

お肉料理がメインのレストランです。

プリマハム株式会社提供で、どの料理も美味しく、私もよく利用するレストランのひとつ。

2019年2月8日から、「紙皿」での提供に変更されます。

ユカタン・ベースキャンプ・グリル 紙皿化

ユカタン・ベースキャンプ・グリル 現在はこのように陶器の器で提供されている(画像は2018年東京ディズニーシー「ディズニー・クリスマス」のメニュー)

2019年2月8日から、紙皿での提供に変更されます。


【公式】ユカタン・ベースキャンプ・グリル|東京ディズニーシー|東京ディズニーリゾート

こんな感じになります。

紙皿変更は東京ディズニーランド「グランマ・サラのキッチン」に続き2店舗目

このような陶器の器から紙皿への変更は初めてではありません。

東京ディズニーランドにあるレストラン「グランマ・サラのキッチン」も、2018年9月から紙皿へ変更されています。

紙皿への変更は「ゲストの利便性を上げるため?」

紙皿へ変えることによって、ゲストが「外へ持ち出しやすくなる」というメリットがあります。

陶器の器ですと、レストラン内の席で食べることがベースになると考えますからね。

ですが、紙皿への変更の理由はゲストの利便性を上げるためでは無いと思うのです。

紙皿利用は「キャストの慢性的人員不足」が原因では?

これが紙皿化推進の真の理由だと思います。

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーで働く「キャスト」が、明らかに足りていないのです。

レストラン部門が足りていないことはよく聞きます。(レストラン以外も足りていないと思われますが)

紙皿にすれば、後始末は捨てるだけです。

洗う作業がなくなれば、現場の労働量が減らせます。

業務用食洗機も導入していると思いますが、あれだけじゃ綺麗になりません。

汚れたお皿をある程度綺麗に洗った上で使用します。

それが紙皿・プラスチック容器になれば、洗う工程が無くなりますので、そこへの人員が無くても大丈夫になるわけです。

人員不足加速は賃金が見合っていない

人員不足が加速する理由は、賃金が見合っていないことが挙げられます。

人前に立つ仕事は常に緊張し、ストレスとなります。

時に理不尽なクレームを受けることもあります。

それでも、「夢と魔法の王国」「冒険とイマジネーションの海」という「非日常の空間」を提供する側に求められるのは笑顔であったり、柔軟な対応であったりと、高度な技術です。

このような仕事で時給1,000円前後では、対価として全く見合っていません。

景気が(一応)良い現状、これよりも環境が良い仕事場はごまんとありますし、転職も容易です。

ディズニーで働き続ける必要はどこにもないのです。

やりがいだけでは仕事にならないことを若者たちは知っている

何でもかんでも「やりがい」で結論づける人っていますよね。

やりがいさえあれば、お金は二の次といった感じで。

ですが、働き方が多様化し、組織に縛られない働き方を選ぶ人も増えています。

ひとつの会社に縛られず、副業だったり、パラレルワーカーなんて言葉もあります。

このように、働き方の選択肢が増える今、人手不足の企業がやるべきことは働き方に合った賃金の提供です。

ディズニーという非日常の空間を提供する側に、高度な技術を求め、見返りは時給1,000円。

全く合っていませんね。

お金を稼ぐ=汚いといった発想を持つ方もいますが、生きていく上でまず大事なものの1つがお金です。

お金さえあれば、なんとかなります。

ですが、仮に時給1,000円として1日8時間×月20日労働として月16万の総支給額じゃ、暮らせません。

それも身分はアルバイト・パート。

社会保険の加入も微妙。国保・国民年金なら自己負担で出さなければならない。

こんな低賃金の職場で、やりがいだけで働ける人はいませんよ?

非日常の空間で食べる食事こそ、現実を求めない

ここまで紙皿化の理由を個人的な意見として述べてきました。

正直、ディズニーの食事は、特別な空間での体験なんですよね。

だからこそ、紙皿ではなく、陶器の器を継続して欲しいと願うんです。

年間パスポートを持って頻繁に行く私でさえ、未だにディズニーで過ごすひとときは特別なものです。

そんな特別な場所の現実が垣間見える現状、打開して欲しいと願います。