【西郷どん】最終回「敬天愛人」&1年視聴しての感想

2018年大河ドラマ「西郷どん」

12月16日に最終回「敬天愛人」が放送されました。

ブログに一切感想等書きませんでしたが、1年視聴して参りました。

1年視聴して感じたこと、最終回の感想をまとめたいと思います。

超辛口です。ご容赦を。

「西郷どん(せごどん)」1年視聴して

正直、雑な描き方なドラマだったと感じています。

初めの頃は、伏線(ふくせん/あとで述べる事のためにあらかじめほのめかしておく、話の筋。)が少なくて見やすいと思ったんですよ。

2017年大河ドラマ「おんな城主直虎」が典型例で、伏線のオンパレードで、SNSの感想についていくのがしんどいと思うレベルだったんです。

それが少なくて、あまり頭を使う必要がなく(失礼ですみません)気楽に見られるな、と。

ですが、話が進むにつれて、伏線もないけれど話の辻褄合わせに雑な感じを受けたり、歴史部分の描き方が突拍子もないことになっていると思うようになりました。

西郷隆盛という誰もが知っている人物を1年かけて描くのは、非常に大変だと思います。

それにしても、雑だなというのが1年通しての感想です。

原作者・脚本担当発表の時点で不穏な空気が流れる

西郷どんの原作者と脚本家が発表された時点で、ツイッターでは心配の声が上がりました。

「え?大丈夫?」

「面白い大河ドラマ期待できる?」

この時点で、皆さんの予想は当たっていたということですね。

制作発表があったのは2016年9月、「真田丸」放送中です。

真田丸は非常に良いドラマでしたから、なおさら不安を感じる展開になったのだと思われます。

BL(ボーイズラブ)宣言は絶対に要らなかった

脚本家の「BLもやります」宣言したところで、ツイッターでは冷めた意見が多かったですね。

これまた「真田丸」の話になりますが、関ヶ原合戦前に石田三成と大谷吉継が、徳川家康討伐の文を諸将に書く場面。

夜を徹して書き続け、病気をおしてまで書き続けた大谷吉継が倒れそうになり石田三成が咄嗟に支えるのですが。

これでいいんですよ。

BLやりますなんて声高らかに言わずとも、こういう場面を入れるだけで反応が得られるんです。

と、放送開始前から不穏な空気が流れまくる「西郷どん」。

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SNS・ツイッターのインフルエンサーたちが続々と視聴を辞める

今の時代、SNSの声は無視できないと思います。

特にツイッターでは、ハッシュタグをつけて実況も盛んに行われます。

そこで、特に万単位のフォロワーを持つアカウント様が実況を辞めてしまうと、(少しかもしれませんが)影響は必ず出るものです。

その方は、つまらないから視聴を辞めただけでしょう。

でも、万単位のフォロワーを持っている方の声は絶大な影響力があるのです。

その方がつまらないと感じているのを察して、視聴を辞める方も少なからずいたはずです。

SNSの声が、ドラマの視聴率や評価に直結するのが、現在の大河ドラマです。

「おんな城主直虎」は歴代ワースト3位の視聴率でしたが、SNSでは称賛の声が多く聞かれ、NHKに寄せられた声も好意的なものが多かったことが公表されています。

伏線が多くて大変でしたが、登場人物の関係性や性格がしっかり描かれ、歴史部分も整合性がしっかりしており見応えがあったのも事実です。

主人公が名の知れぬ女性であったことが、SNSをあまり使わないような層にとってはつまらなく感じられたのも事実ですが、ちゃんと内容が伴えば視聴率は低くても高評価で溢れるんです。

さらに、「来年は井伊直政を主人公にしたドラマをやってほしい」なんて声が見られたのは、西郷どんに対する期待の低さの表れだったように見受けられます。

逆に、誰もが知る人物が主人公でも、内容が雑なら視聴者はあっさり離れてしまうことが証明された今作。

結果、年間視聴率はおんな城主直虎とほぼ同じで決着しそうですね。

追記:「おんな城主直虎」を下回る歴代ワースト3位の年間視聴率で終了しました。

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どん絵も盛り上がらず

上記に関連しますが、大河ドラマの感想を絵にしてUPしてくださる絵師様たちの盛り上がりも少なかったように思います。

真田丸の「丸絵」、おんな城主直虎の「虎絵」はたくさん見かけましたが、西郷どんの「どん絵」は話が進むにつれ少なくなりました。

こちらも、インフルエンサーレベルのフォロワーを持つ絵師様の影響があったのではないかと推測します。

終盤は最終回よりも2019年大河ドラマ「いだてん」を待つ声

現実は酷なものです。

西郷どん最終回を待ちわびる声よりも、2019年大河ドラマ「いだてん」の開始を待つ声が多いように感じます。

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キャストの熱演が良いだけに勿体無い

西郷隆盛演じる鈴木亮平さん筆頭に、キャストの皆様の熱演が非常に良いんですよ。

最後まで見続けた視聴者は、ドラマの内容よりもキャストさんの熱演に見応えを感じて付いていったんだと思います。

だからこそ、非常に勿体無いと思います。

脚本家よりキャストが歴史を詳しく調べる大河ドラマ

鈴木亮平さんはドラマ放送後に、オフィシャルブログに西郷さんの歴史について調べた内容などを毎週アップされておりました。

演者さんが役に入る前に調べることはあると思いますが、脚本家以上にしっかり調べている印象。(鈴木さんに限らず)

これじゃ、視聴者はついてこないですよ。

西郷どんのタイトルは回収したの?

“見返りを求めない愛”を与え続けた男を、人は親しみを込めて、『西郷どん(セゴドン)』と呼んだ。

ドラマでは、同郷仲間は「吉之助さぁ」と呼び、西郷さんに憧れるもの達は「西郷さん」などと呼んでいます。

唯一「せごどん」と呼ぶのが、沖永良部島にいた流人で、西郷家に居候する川口雪篷です。

あと勝海舟もでしたね。

そう、川口雪篷と勝海舟しか「せごどん」と呼んでいないのです。

西郷どんのタイトル回収できていないですよね?

「真田丸」「おんな城主直虎」が見事に回収していただけに、残念です。

(余談)ナレーション=西郷菊次郎だったのは後付け、ナレーションの緊急交代で想定していない

ナレーションを務める西田敏行さんが、実は西郷菊次郎だったという話ですが。

西郷どんの当初のナレーションは市原悦子さんを予定していました。

ですが、体調不良を理由に放送開始前に降板され、西田さんに変更となっています。

変更発表は2017年11月。

脚本の進行度、すでに撮影が進んでいることを踏まえて、西田さん=西郷菊次郎の想定はそもそも存在していないはずです。

途中で思い付いて、明治編で取り入れた案だと思われます。

西田さん=西郷菊次郎は、当初の構想にそもそも無かった可能性が濃厚です。

これはツイッターで「なんで最初から西郷菊次郎が語ったことにしなかったの?」という意見は、お門違いなわけです。

 

さて、事前情報含め1年通しての感想等を書かせていただきました。

この先、最終回「敬天愛人」の感想をざっくり綴っていこうと思います。

最終回「敬天愛人」感想

前回までに無い明るさが際立つのはいいのですが、急に明るくなっちゃって話の辻褄が合っていないと思いましたね。

西郷さんは西南戦争に対し、後ろめたさはなかったとされていたという認識です。

それなら、前回も明るく描けばいいのにと思った次第です。

まぁ、これまでの脚本じゃ無理かな。

山縣さんの城山総攻撃を躊躇う発言までの関係性描いてたっけ?

山縣有朋演じる村上新悟さんが、西郷どんホームページのインタビューで、ちゃんと解説しているんですよね。

西郷さんに助けられたことがあると。

でも、ドラマ内でその場面は一切ありませんでした。

最終回で、城山総攻撃を躊躇う発言をされていますが、バックグラウンドを知らないと意味が通じません。

西郷さんの最期は(切腹)介錯では?まさかの戦死で終了

西郷隆盛の最期は(切腹)介錯です。

それが、銃で撃たれたことによって亡くなった演出でした。

有名な「晋どん、もうここらでよか」の発言もなし。

流石にまずいのでは無いでしょうか?

第1回の糸さぁの銅像除幕式の発言、回収せず?

西郷どんの一番最初は、妻である糸さんが、西郷隆盛の銅像除幕式の場面から始まります。

そこで「こんな人じゃなか!」と取り乱します。

確かに、最終回でこの発言の意図を示す発言はしています。

でも、これは除幕式の場面で回収すればよかったのにと思います。

ドラマの配分悪すぎます。もったいない。

最後までキャストの皆様の熱演が良かった

本当に、鈴木亮平さんをはじめ、キャストの皆様の熱演に支えられた大河ドラマでした。

おやっとさぁでございました。

2019年大河ドラマ「いだてん」はユミログで各話まとめレビューします!

最後にお知らせ?です。

当ブログ管理人ユミのサブブログ「ユミログ」で、2019年大河ドラマ「いだてん」の各話レビューを予定しています。

よかったら見にきてくださいね。